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1+1+1+1+1=7?

Twitterでも呟いたのですが、ちょっとメモがわりにワチャゴナブログのほうでも残しておきます。

"How (Un)ethical Are You"という、ハーバードのバナジ(Banaji)教授という心理学の先生が寄稿したエッセイ(ハーバードビジネスレビュー 2003年12月号)なんですが、ある日、自分の所のMBAの学生に対して、「自分がグループの中で、どれぐらいの割合(%)貢献しているか?」を聞いたそうで。個々人の貢献度ですから、理想的には合計は100%になるはず。しかし、平均を取ってみたら139%になってしまったそう。5人居たら、7人分の仕事がそこでなされたことになってしまう。

興味深いのが、100%を超えれば超えるほど、このグループでは二度と組みたくないと思ってる割合も増えるのだそうで。 確かに実社会でも思い当たるフシが。。。自分の手柄ばっかり主張すると、協力関係をあっさり壊しちゃうことになるんですな。

ところが、他人の貢献度を全部書かせてから再度貢献度を書いてもらうと、結果的に121%まで減らすことが出来たのだとか。教授は、自分の功績を主張し過ぎる迷惑な奴には、周りの貢献度をちゃんと認識させないとダメよと仰る。

これを読んでから、グループの作業でどれだけ自分の負担が多く思っても、真っ先に文句を言うのは止めました。確かに自分ばっかり仕事させられてるという被害妄想、自分がやった事の過大評価ってグループ内の風通しに影響しますしね。ところで、こういう類の不平不満を言う人程、仕事がトラブった時に人のせいにして逃げる傾向にあるのは気のせいでしょうか…。
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高速道路無料化ができない理由を自分なりに考える

高速道路の上限金額設定の記事が騒がれているのですが、あれを見る度にやっぱりなぁと思ってしまいます。

ねたミシュラン(旧)のウェブサイトに民主党のポスターのスキャンがありましたが、高速無料化の説明として、1. 原則一般道路と同じ扱いに 2. 道路の修繕、踏切の設置、橋の修繕整備等は現在の道路本税や一般税で十分カバーできることが明言されてます。高速道路に踏切あったっけ?という疑問はさておき、財源の問題が今でもグダグダなのは、既存の税制でカバーするのは無理だという事の表れでしょう。

当地アメリカは、都市部を除けば高速道路(インターステート)は基本タダなんですが、その代わり道路の整備もいい加減。道路は至る所穴だらけ。雨降ったら水捌けが悪く、前車から飛んでくる水しぶきで前が見えなくなったり、コーナーでスリップしそうになったりすることもしばしば。車検制度が無いことも手伝って、高速道路を1時間も走ればパンクした車やバーストしたタイヤの皮がその辺に転がってます。雪が降った後などは悲惨で、除雪車が道路ごと豪快に引っ掻いて除雪していくので、冗談抜きで穴だらけになります。


結局民主党の主張通り、増税せずに高速道路を無料化するのであれば、維持コストを大幅に削減するアメリカ流の手法を取らざるを得ないと思います。が、それは日本においては無理な話です。なぜか?

それは、道路の瑕疵は国が賠償責任を負うからです。実際、ちょっとググって見ると法律相談のページに細かい記述がなされてます。道路に開いた穴が理由で事故を起こしたら、ケースバイケースと言えど国が営造物の責任を問われることになります。

アメリカはどうでしょう。road defect (道路瑕疵)、accident(事故) compensation(補償)等々を検索してみても、弁護士に相談しましょう的な中身ほぼ同じページばかりがヒットし、1件だけ道路工事中で明らかに作業者側の不手際があったケースしか見つかった程度です。Supreme Court Databaseも当たってみたんですが、見つからずお手上げ。(情報求む。どなたか知ってらしたら教えてください)

これだけ穴だらけの道路が至る所にありながら判例が見つからないのは、つまるところ自己責任という考え方がベースにあるからじゃないかなと思います。結局、道路を走る以上目の前の障害物を回避する義務があり、避ける程のスピードじゃなかったオマエが悪いっていう話なんじゃないかと。

日本のように金掛けてでも道路を整備すべきか、アメリカのように多少ボコボコでも安さと利便性を追求すべきなのか、これは国のモノの考え方の違いだと思います。道路整備コスト削減による瑕疵を「自己責任」と言い切れない日本ならば、増税無しの高速無料化を推し進める事に疑問が拭えないのです。もちろん、事業仕分けで劇的に無駄を削減し、整備コストに手をつけず無料化が実現できるならそれに越したことはありませんけどね。


完全無料化で
・収集員はおろか料金所すら要らないので、10億とも20億とも言われるインターチェンジ建設費も大幅に節約でき、自治体負担だとしても今以上にICの数を増やせる。
・給油や食事の為に一旦高速を降りる需要があるので沿線都市の経済は潤う(その分、高速道路から離れた場所は衰退するリスクもありますが…)。
・都市部でも、出口の数を増やして車の流れを分散化できる。
・日本は国道が生活道路に近すぎるので、流通経路と一般乗用車の住み分けができて事故が減る

等々のメリットはあると思いますし、理想としては正しいと思います。が、結局コストが削減出来ない分ガソリン税の増税でカバーしなきゃ行けなくなるのであれば、高速乗ったら有料、但し金額上限ありのほうがマシかなと。

個人的には、景気刺激策の一環として高速無料化を推し進めるのであれば、麻生政権時代のETC割引のまま据え置いて、むしろ自動車取得税・重量税・自動車税といった細々した税金(+できれば自賠責)を撤廃してしまったほうが景気浮揚効果は高いんじゃないかと思ってます。こんな記事も出てることですし。

車持たない世帯、4分の1に…不況で手放す

アメリカで車を維持するのに必要な経費は$90の更新費用と自動車保険だけ。車検も何も無いので車を維持する為のコストは非常に安い。今日本で車買えないのは、週末ちょっとしか乗らないのに維持費が高すぎるのが原因。じゃあ車を持ってても運転しなきゃコストが掛からない仕組みにすればいい。駐車スペースがあるなら二台・三台買ってもらえるようにすればいい。

とは言え多分全面撤廃とはいかず、ガソリン税上乗せなんでしょうけど、これだけでも国内の自動車需要は持ち直すんじゃないかと思うんですけどね。

全然話は変わりますが、前出の民主党のポスターを、書き換えた人が居たので紹介。思わず苦笑。

SLOW DAY IN TEXAS

シカゴ・トリビューンのブログで書かれてたSLOW DAY IN TEXAS, 何となく面白かったので適当に日本語に訳して転載してみます。何となく狐につままれた気分になる文章です。

SLOW DAY IN TEXAS



It's a slow day in a little East Texas town. The sun is beating down, and the streets are deserted.Times are tough, everybody is in debt, and everybody lives on credit.....

On this particular day a rich tourist from back East is driving through town. He stops at the motel and lays a $100 bill on the desk saying he wants to inspect the rooms upstairs in order to pick one to spend the night.

As soon as the man walks upstairs, the owner grabs the bill and runs next door to pay his debt to the butcher.

The butcher takes the $100 and runs down the street to retire his debt to the pig farmer.

The pig farmer takes the $100 and heads off to pay his bill at the supplier of feed and fuel.

The guy at the Farmer's Co-op takes the $100 and runs to pay his debt to the local prostitute, who has also been facing hard times and has had to offer her "services" on credit.

The hooker rushes to the hotel and pays off her room bill with the hotel owner.

The hotel proprietor then places the $100 back on the counter so the rich traveler will not suspect anything.

At that moment the traveler comes down the stairs, picks up the $100 bill, states that the rooms are not satisfactory, pockets the money, and leaves town.

No one produced anything. No one earned anything. However, the whole town is now out of debt and now looks to the future with a lot more optimism.


ゆっくりした時間の流れる、テキサス東部の小さな街。太陽が燦々と照りつけ、通りはカラカラに乾いている。そこでの生活は厳しく、誰もが借金をし、ツケに頼って生活をしていた。

ある日のこと、裕福な旅行者がこの街に立ち寄った。彼はホテルに立ち寄り、その日の夜の宿泊のための費用100ドルをフロントで支払った。

彼が上の階に上がるや否や、ホテルのオーナーそのは紙幣をつかみ、隣の肉屋へ駆け込んで借金を返した。

肉屋はその100ドルを取り、養豚業者の借金返済のために通りを走った。

養豚業者はその100ドルを受け取り、農協へ餌と燃料の支払いに向かった。

農協の男は100ドルを受け取った後、地元の-既にヒドイ経験をして、ツケでサービスを提供した-売春婦へ支払いに向かった。

売春婦はホテルに向かい、宿泊代をその100ドルで支払った。

ホテルのオーナはーはレジにその100ドルをしまい込んだ。これで裕福な旅行者は何も疑う要素が無くなった。

丁度その時、旅行者が階段を降りてきて、部屋が満足できないという理由でその100ドルを受け取り、街を去った。

誰も何も生み出しては居ない。誰も稼いではない。

でも、街全体が借金から開放され、明るい将来が見えるようになったのだ。
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Financial IT Engineer

Author:Financial IT Engineer
米国シカゴ郊外在住の金融系元IT屋によるブログ。金融業界での勤務経験を元に、世の中に流れるニッチなニュースを、できるだけ噛み砕いて解説する事をコンセプトとしたブログ。
Mail: financial.it.jp @ gmail.com

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