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自己勘定投資規制

今朝になって、結構とんでもないニュースが飛んできました。

米が金融新規制 高リスク取引を制限…危機再発防止


よっぽど、マサチューセッツの補欠選で負けたのが悔しかったのでしょうか。選挙前から用意してたらしいのですが。

そもそも、本業で資金需要がごっそり落ちてるからリスク取って稼がなきゃ行けないのに、その芽を潰してしまう法案を今は発表するのはどうかと思うのですが。別にリスクの総量規制をすること自体に反対するわけではありませんが、タイミングが悪すぎる。コンプライアンス不況の足音が聞こえる気がします。

昨年の投資銀行業務自体の収益は、結構ごそっと落ちてます。トムソン・ロイターの投資銀行のグローバルリーグテーブルの資料を見る限り、M&Aもシンジケートローンも下落幅がヒドイ。41%とか。アメリカもさることながら、ヨーロッパもボコボコ。マーケットの回復までしばらく時間が掛かりそうです。

この法案に輪を掛けて、グラススティーガル法(銀行・証券の兼営禁止。99年にグラム・ブリーチ・ブライリー法で解禁)の復活の話も出ており、FHC(金融持株会社)も解体する方向っぽいです。これもまた急な話で、1933年に世界恐慌の教訓から出来60数年維持された法律を、80年代から議論を重ねてようやく解除した。で、上手くいかなくなったので10年で戻した。具体的には商業銀行のヘッジファンド絡みの業務を規制するので、元に「戻した」わけでは無いですが、政策の一貫性って観点で言えばブレまくりだと思います。

私の予想では、このまんまgdgdになってこれら法案が通らないと思ってます。いや、さすがに金融業界が許さないかと。それ以上に、オバマ政権がウォール街と強硬に対決する姿勢を示したってのが混乱の元になって、マーケットとしてのニューヨークが地盤沈下を起こさないか、何となく心配になります。

現に、新規性発表以降、円高株安CDSワイドニング原油下落等々、色々と各マーケットがとばっちりを食っております。

何か嫌気がさして、旅行でも行こうと思ったのですが、その矢先から目的地だったデスバレーが水没してるというニュースが・・・・おとなしく家に居ろということでしょうか(涙


Flash flooding hits much of Death Valley National Park, with several highways closed due to flows of water, debris -- National Park Service

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米国シカゴ郊外在住の金融系元IT屋によるブログ。金融業界での勤務経験を元に、世の中に流れるニッチなニュースを、できるだけ噛み砕いて解説する事をコンセプトとしたブログ。
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